ティーチ「笑われていこうじゃねぇか!」


ティーチ「笑われていこうじゃねぇか!」

ルフィとティーチのファーストコンタクトはモックタウンの酒場で二人がチェリーパイを食べる場面で、同じものを飲食した二人の反応は、

ルフィ
「このチェリーパイは、死ぬほどマズイな」

黒ひげ
「このチェリーパイは、死ぬほどウメェな」

ルフィ
「このドリンクは、死ぬほどうウメェな」

黒ひげ
「このドリンクは、死ぬほどマズイな」

というもの。

一見、意味の無いやり取りに見えますが、”価値観が噛み合ない二人”を表現しているのではないかと考えます。

ルフィは王道(人徳を持つ英雄の道)を進み、黒ひげは覇道(暴力による支配の道)を進む。

黒ひげが闇の引力なら、ルフィは出会う者を次々と味方に取り込んでいく、光り輝く太陽。

モンキー・D・ルフィの名の通り、ルフィが猿なら、黒ひげは犬(ケルベロス説)で「犬猿の仲」

高みを目指す”Dの名”を持つ者、という共通項はありますが、それ以外の部分では分かり合える関係にはなり得ないことを意味しているのではないかと考えます。

 

さて、一部のファンの間で「あいつじゃねぇ」「あいつらだ」というセリフについて考察が為されています。

まず、オリジナルのセリフは次の通り。

黒ひげ「行けるといいな、空島へよ」
   「ゼハハハハハ」
ナミ「ねえ、あいつ空島について
   何か知ってのかも・・何者かしら」
ルフィ「さぁ・・・それにあいつじゃねェ」
ナミ「?あいつじゃない? じゃ、なに?」
ゾロ「あいつらだ、たぶんな」
ナミ「どういう事よ?
   今の奴に仲間がいたの?どこに!?」

「あいつら」を指すものとして次の4種類が代表的です。

(1)黒ひげとその一味
(2)黒ひげとベラミー
(3)酒場にいたルフィ以外の全員
(4)黒ひげが多重人格のため(あいつらという複数形)

そして、後に続くナミの「仲間がいたの?」というセリフと、このシーンの前に黒ひげ一味(バージェス、ドクQ、音超)が現れていることから、”(1)黒ひげとその一味”と考える方も多いですが、私は(4)と確信しています。

まず、このやり取りについて考察します。

1.なぜこのセリフに数コマも使う必要があるのか?

優れた映画には、何気ない挿絵などのワンカットやほんの数秒の一コマにも意味があるケースが多いです。

ワンピースのストーリーの緻密さは言うまでもありませんが、このシーンはワンピースの中でも特に重要で、後に誰もが読み返す事になる、と言っていいほど、意味を持つ内容です。無意味なコマが出てくるわけがありません。

黒ひげに仲間がいることを、わざわざ数コマを使って意味深に示す必要はないと考えます。

また、以下に示す言い回しや、ルフィの表情、セリフの無いシーンなどにも特別な意味が込められていると推測します。

黒ひげの不気味な雰囲気を察知し、無言で黒ひげを見つめ、不気味な雰囲気の正体(多重人格)を観察しているのではないでしょうか?

 

2.ルフィが「あいつ」を強調する様子

もし、答えが(1),(2),(3)の場合、(空島を知っているのは)「あいつだけじゃねぇ」または「あいつ一人じゃねぇ」の方が自然です。あえて強調して「あいつじゃねぇ」はどう考えても不自然です。

 

3.ルフィと分かり合えないナミのセリフ

ナミの「仲間がいたの?」というセリフに対して、ルフィとゾロは無言のまま。

上述したベラミーとのケンカに関する次のシーンを思い返してみてください。

日頃から暴れたくてしかたがないルフィに対して、「ケンカしないように誓いなさい」とナミ。

ベラミーに夢を笑われた後は、「このケンカは絶対に買うな」というルフィと、「なんでやり返さなかったのよ!」とナミ。

ルフィは無言のまま、ケンカを買わない理由、やり返さない理由を答えませんでした。

ナミには可哀想ですが「お前に言っても、理解されないだろう」このような心情だったのではないでしょうか。

ルフィの信念をナミは感じ取ることができず、理解できない。かみ合わず、分かり合えない。

この前提で、次のセリフを見てみます。

  ナミ「ねえ・・あいつ空島について
    何か知ってのかも・・何者かしら」

 ルフィ「さぁ・・それにあいつじゃねェ」
   (空島について知っているかどうかは
     重要じゃない。それより、あいつは
     一人の人間とは思えない)

 ナミ「?あいつじゃない?じゃ、なに?」
   (空島について知っているのは、
    あいつじゃないとしたら誰なの?) 

    ※かみ合っていない

 ゾロ「あいつらだ、たぶんな」

 ナミ「どういう事よ?」
   「今の奴に仲間がいたの?どこに?」  

ルフィは、それ以上語りません。

ルフィとナミとの会話が噛み合わず、分かり合えないことを示しているのではないでしょうか?

つまり、ルフィとゾロのセリフ(あいつ、あいつら)はナミの考えに及ばない何かであることを意味し、“黒ひげに仲間がいるいないの問題ではない”、”あいつは気味が悪い、一人の人間とは思えない”ということを意味しているのではないかと推測しまです。

 

黒ひげが一人の人間ではない(多重人格、複数人が内在)という説は、他の方の考察も含みますが、次のような裏付けがあります。

・海賊旗が3つのドクロマーク
 →3つ頭(3つの脳・心・人格)のケルベロス

・シャンクスが黒ひげから受けた目のひっかき傷
 →ケルベロス(犬)の爪(かぎ爪を装着するシーンがあるが。。)

・複数の悪魔の実の能力を有する
 →複数人が内在(3種類の悪魔の実=3人?)

・マルコのセリフ「体の構造が異形」
 →複数人が内在(複数の臓器(心臓?)があるなど)

・エースのセリフ「人の倍の人生を生きている」
 →ケルベロスは地獄の番犬として眠らない設定

・モンキー・D・ルフィの天敵としての「犬猿の仲」
 →イヌイヌの実、モデル・ケルベロス?

 

(更新中です)

 

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 ↑おかげさまで、まずまずです。

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コメント

    • hemajin
    • 2016年 6月 03日

    さっきトレクルやってたらサッチのストーリーのとこに、ヤミヤミの実はディカルバン兄弟との戦闘で発見したとありました
    ディカルバン兄弟が元々持ってたんでしょうか…ヤミヤミの実…
    あの兄弟の海賊旗はドクロ二つ…
    黒ひげは3つ…
    意味深…

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