ティーチ「笑われていこうじゃねぇか!」

ティーチ「笑われていこうじゃねぇか!高みを目指せば出す拳の見つからねぇケンカもあるもんだ」
坂本竜馬「世の人は我を何とも言わば言え我が成す事は我のみぞ知る」
モックタウンの酒場で、ナミがマスターに空島の行き方を尋ねたところ、居合わせたベラミー笑われ、バカにされ、ケンカまで売られてしまう麦わら一味。
「空島なんて夢物語だ」
「海賊が夢を語る時代は終わった」
そんな夢を見ることさえできないベラミーを同じ土俵にいる海賊と認めないルフィは「この喧嘩は絶対買うな」とゾロを制し、抵抗しない2人はベラミーにボコボコにされてしまう。
ベラミー達が立ち去った後に、一部始終を見ていたティーチがルフィ達をねぎらい一言。
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「人を凌ぐってのも楽じゃねェ。笑われていこうじゃねぇか!高みを目指せば出す拳の見つからねぇケンカもあるもんだ」
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「人の夢は終わらねェ」の名言に後に続く黒ひげティーチのこのセリフは、次のように解釈できます。
笑われていこう。言いたい奴には言わせておこうじゃないか。
夢に向かい高みを目指せば、否定し、嫉妬し罵る奴も現れるが、相手にすることはない。
さて、前回の記事に引き続いて幕末シリーズとなりますが、坂本竜馬が残した次の詩をご覧ください。
「世の人は、我を何とも言わば言え
我が為すことは、我のみぞ知る」
(世間の人が何と言おうが構わない。
自分が夢に向かてやっていることは、
自分だけが知っていればいい。)
坂本竜馬は、目指す理想や成し遂げたい夢が常人とはかけ離れていたため、周囲から理解されず、時に笑われバカにされてきました。
そんな悔しい想いをしながらも、信念を貫き夢に向かって突き進み歴史に名を残します。
ルフィは”海賊王になる”という途方もない夢を抱き、存在するかどうかも分からない空島を目指すなど、常人からすれば常軌を逸した存在です。
黒ひげティーチも、高みを目指す者として、数多くの苦汁を味わってきたことでしょう。
高みを目指せば、“ドリームスチーラー(夢を奪う人)”という名の抵抗勢力が現れるのが世の常です。
抵抗勢力に戦いを強いられることもありますが、時には受け流すことも必要です。
“受け流す”というのは、決して逃げるという意味ではなく、子供のケンカのような闇雲な戦い避けることです。
代わりに戦うべきものは「信念を貫く」という自分自身の内面なのではないでしょうか。
「我が為すことは、我のみぞ知る」
心のノートにメモして頂けたら幸いです。
★★★ここからはワンピース考察です★★★
★★★知りすぎたくない人はここまで★★★
(更新中です 2016.4.28)

↑おかげさまで、まずまずです。
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