ドン・クリークが去った店内では、”グランドライン”
で起きた出来事をギンが話していた。
たった一人の男に艦隊が潰されたと言う。
その話を聞いてゼフは呟く。
「そりゃあ…”鷹の目の男”に違いねェな…」
”鷹の目の男”とは、ゾロが捜し求めている人物だ。
なぜ彼がクリークの艦隊を襲ったのか。
ゼフは「昼寝の邪魔でもしたとかな…」と話す。
”グランドライン”とはそういう場所だ、と。
ゾロは嬉しそうに言う。
「これでおれの目的は”グランドライン”に絞られた
”あの男”はそこにいるんだ!!」
クリークの本船では、生き残った手下たちが食料に
ありついていた。
むさぼり食う海賊達。
生きていることに喜びを感じ、歓声を上げる!!
そんな彼らにクリークが言う。
「これでまた再び
グランドラインを目指せるというわけだ…」
その言葉に怯える海賊達。
クリークは尻込みする海賊の一人を撃ち殺した!!
その恐怖に、海賊達は雄叫びを上げるしかなかった。
ついに海上レストランにクリーク一味が押しかける!
迎え撃つコック達!!!
と、その瞬間!
クリークの巨大ガレオン船が真っ二つに切り裂かれた!
沈没するクリークの本船に巻き込まれまいと、奔走する
コック達。
ルフィたちもまた、表に停泊していたメリー号に走る!
表には…、海で溺れるヨサクとジョニーの姿が!!
なんと!ナミが宝を全部持って逃げ出したのだと言う!
「縁があったらまた会いましょ♪」
と言い残し、逃げたのだ!
ルフィ達は目が点…。
そんな騒ぎの中、店のオーナー・ゼフは一艘の小船に
乗る一人の男に気がついた。