ウソップ「仲間の夢を 笑われた時だ!」

ウソップ「どうしても戦いを避けちゃならねェ時がある。仲間の夢を 笑われた時だ!!」
ウソップは、Mr.4との激戦で致命傷を負ってしまいます。重い金属バットのフルスイングをくらい、頭蓋骨骨折?
普段のウソップなら「もう無理。起き上がらなくていいよな。。」と、負けを認めるところですが、ルフィの夢をバカにされたことに腹を立て、立ち上がり、このセリフを言います。
ウソップはネガティブで臆病な性格。なるべく困難を避けようとする行動を見せることが多いため、キャラクター性のギャップも相まって、このセリフは大きな感動を生みました。
ウソップの言葉は、次のことを教えてくれます。
【誰かのために、という想いの強さ】
今回の場面、ウソップは自分自身のことを馬鹿にされるだけであれば、立ち上がることはなかったと思います。
では、尊敬する父ヤソップの事を馬鹿にされたら?他の麦わら一味の事を馬鹿にされたら?迷うことなく立ち向かうことでしょう。
一方で、人は自分自身のことが可愛くて大好きです。
例えば、家族や恋人などの大切な人と旅行をして、その時に撮った集合写真が家に届いたとします。
集合写真の中から、一番に誰を探すかというと、まずは自分ですよね?たとえ大切な人が映っていても自分を先に探すはずです。
このように自分が大好きなのに、「誰かのために」という想いが本人を奮い起こしています。
なぜでしょうか? それは、
自分らしく生きるため、信念を守るため、誇れる自分になるため、etc..といった、
【自分のために、という想いの強さ】
に根付くもので、“誰かのために”が”自分のために”へと巡るからではないでしょうか?
強い力を引き出すには、「誰かのために」という片輪だけではだめ、つまり、良い人なだけではだめで、「誰かのため」+「自分のため」の”両輪”が必要となり、この歯車が噛み合うことで、得られるものだと考えます。
“自分と誰かのため”という両輪をそろえる。
心のノートにメモして頂けたら、幸いです。

↑おかげさまで、まずまずです。
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