スモーカー「泣く程くやしかったら、
もっと強くなってみせろ!」
たしぎ「なりばすよっ!」
羽生結弦「オリンピックで金メダルを取って
言うのもなんですが、ちょっと悔しい」
—
・勝負すら出来ない悔しさ
→伊藤みき(女子モーグルで故障棄権)
・勝負に負けた悔しさ
→高梨沙羅(スキージャンプ女子4位)
・勝負に勝ったけれど納得いかない悔しさ
→羽生結弦(フィギュアスケート男子金)
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たしぎがアラバスタで自分の弱さを痛感し、
悔し泣きをして、「強くなる!」と新たに
決意を固めるシーンです。
このシーンのたしぎの状況は、
今の自分の力ではクロコダイルと戦うこと
さえできず、代わりに戦い勝利した麦わら
一味を擁護し、麦わら一味を見逃す(海軍が
海賊を逃がす)という正義しか選べない。
というもの。
たしぎの悔し涙、”(強く)なりますよ”、と
いう健気なセリフ、美しいと思いませんか?
美しさの根源は後述するとして、
連日熱戦を繰り広げているソチ五輪を例に
挙げるだけでも、悔しさ、悔し涙には、
様々なタイプがあることが分かります。
ワンピースでは正義を掛けた決闘の中で、
オリンピックではメダルを競う勝負の中で、
勝者と敗者に二分されます。
・勝負すら出来ない悔しさ
→伊藤みき(女子モーグルで故障棄権)
・勝負に負けた悔しさ
→高梨沙羅(スキージャンプ女子4位)
・勝負に勝ったけれど納得いかない悔しさ
→羽生結弦(フィギュアスケート男子金)
ソチ五輪の男子フィギュアスケートで
金メダルを勝ち取った羽生結弦選手は、
試合後のインタビューで、目にうっすらと
涙を浮かべています。
彼がしきりに口にする言葉 「悔しい・・」
三者三様の悔し涙がありますが、これらの
悔し涙はどれも、美しく、観る者の感情に
訴えかけます。その美しさの根源は、
「死ぬほど練習して、やるだけの事を
やってきた」という自分自身に対する
“誇り高き想い”
ではないかと考えます。
死ぬほど練習したのに、勝負さえ出来ない
死ぬほど練習したのに、負けてしまった
死ぬほど練習したのに、ベストを出せない
中途半端な覚悟では、悔し涙は出ません。
この涙の背景に、どれだけの困難があり、
どれだけ気の遠くなるような努力をして
きたことか・・。
そう考えると、オリンピックの選考にも、
同じようなドラマが、そして涙があり、
オリンピック選考のその前にもドラマが
あるわけですから、上を目指し努力する
者は皆美しい、と言えるかもしれません。
逆に「やるだけの事をやらなかった」という
状況で勝負に負けた場合には、自分自身の
不甲斐なさに気づき涙する者もいます。
(スクールウォーズ:悔しいですっ!)
どのようなタイプの悔し涙でも、その時の
“気づき”や”きっかけ”が、本人を成長させる
ことは間違いありません。
ワンピースに学ぶ “気づき力” セミナー
あの頃のようにひたむきに努力してますか?
最近、自分の成長を感じていますか?
最近、悔しい思いをしたことはありますか?
最後に悔し涙を流したのはいつですか?
「勝利も敗北も知り、逃げ回って涙を流して
男は一人前になる」 by シャンクス
「涙の数だけ強くなれるよ」by 岡本真夜
心のノートにメモして頂けたら幸いです。
~~ここからはワンピースの考察です~~
~~知りすぎたくない人は、ここまで~~
