”特製バギー玉”をいとも簡単に弾き返したルフィ。
バギー一味は自分達の放った砲弾で吹き飛ばされた!!
あっけに取られるナミ。
「何よ今の風船みたいにふくれたの!!」
「”ゴムゴムの風船”だ!」
「それが何かって聞いてんのよ!!」
話のかみ合わない二人。
と、”特製バギー玉”で崩れ落ちたガレキの山から
バギーとカバジが立ち上がる。
それぞれ手下の海賊と、猛獣”リッチー”を盾にして
砲弾から逃れたのだ!
気絶していたモージも目覚め、ルフィに気付き叫んだ。
「奴も”悪魔の実”の能力者なんです!!」
「ゴム人間なんです!!!」
「何でそれを早く言わねェんだ!!!」
と怒るバギーが投げ飛ばしたモージをルフィが蹴り
飛ばす。
「開戦だ!!!」
まずは”曲芸のカバジ”が踊り出る。
受けて立つのはゾロ!
腹の傷が癒えていないことに気付いたカバジは、
徹底的にあの手この手でゾロの傷を狙う。
執拗に傷をえぐられ、倒れこむゾロ。
あまりの深手に戦うのは無理だと思われるゾロだが、
なんと、トドメを刺しに襲い掛かるカバジに一撃!
軽く殴り飛ばしたのだ!
そして、自分の刀でその傷を切り裂いた!!
「ハンディはこれくらいで満足か?」
「格の違いを教えてやるよ!」
