ペル「あなた方ネフェルタリ家に仕えられたことを 心より誇らしく思います」

ペル「我、アラバスタの守護神ファルコン、王家の敵をうち滅ぼす者なり!」
ビビと麦わら一味は、見事な連携プレーによって時計台に仕掛けられた爆弾の発射を食い止めることに成功!
ホッと安心したつかの間、その爆弾は時限式で、発射を食い止められない事が分かります。
絶体絶命のピンチの中、アラバスタ護衛隊の「ハヤブサのペル」がビビのもとに姿を見せ、「あなた方ネフェルタリ家に仕えられたことを心より誇らしく思います」と、潔い覚悟を決めた表情であいさつし、「我、アラバスタの守護神ファルコン、王家の敵をうち滅ぼす者なり!」というメッセージを残し、爆弾を掴み、トリトリの実(モデル・ファルコン)の飛行能力で飛び上がり、空中で大爆発。
時限爆弾の爆発とともに、ペルはその姿を消しました。
ペルがとった大胆な行動は、大切な人たちを守るため、国民の未来の生活を救うために自分が犠牲になるという選択ですが、揺るぎない信念と様々な想いを抱いて空に飛び立つ姿は、特攻隊と似ています。
最近話題になっている映画「永遠の0」で、特攻隊のことを、
「成功」=「勝利」ではなく、「成功」=「死」
と表現する場面がありました。ペルもまさにそのような正気ではない行動です。
ペルはサブキャラクターですが、この捨て身の行動により、ワンピースの名言・名シーンとして支持されています(後にペルは生きていた?というオチはありますが)。
「ワンピースも、永遠の0もフィクションだし、リアリティーがない。感情移入できない」という方へ、特攻隊に関する実話の物語を紹介します。
【なでしこ隊 少女達だけが見た 特攻隊 封印された23日間】
どうしても叶えたい夢がある・・
愛する人の元へ戻りたい・・
私が死ぬ事で親が悲しむのが辛い・・
様々な思いを胸に、特攻機に乗り、飛び立って行きます。
なでしこ隊のドラマに登場する主役の一人の穴澤少尉には、将来を約束した智恵子さんという婚約者がいました。
特攻機に乗り込むも、知恵子さんの元に帰りたくて、何度も何度も引き返してしまいますが、最後には・・。
余談ですが、穴澤さんがっていた特攻機は、ペルの能力と同じ隼(モデル・ファルコン)です。
最近「永遠の0」が上映され話題になっています。
作中で「私たちに起こった出来事は特別な事ではなく、あの時代は一人一人に物語があった。生き残った人たちはその想いを抱きながら何事もなかったように生きてきた。」というセリフが印象的です。
ペルや特攻隊の勇気の100分の1でも発揮できれば、今の時代は大事を成すことができるのではないでしょうか。
何かくすぶっている人は背中を押してもらうために、「永遠の0」「なでしこ隊」などをご覧になってみてはいかがでしょうか?
大切な何かを守るために、ほんの少しの勇気を振り絞る。
心のノートにメモして頂けたら、幸いです。

↑おかげさまで、まずまずです。
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