【31巻:292話】あふことは片われ月の雲隠れ


【31巻:292話】あふことは片われ月の雲隠れ

「わはははは…お前はここへ来るとすればかりだな
そうやすやすと来れるものか遠い北の海で生まれた男だ
国に家族もあるという
だが約束をした我々はただこの大地で鐘を鳴らし続けていれば
その内ひょっこり…」

その時
ズウーン…!!
大地が揺れる
「何だ地震?!空も真っ黒!」
「ただ事じゃない!!来いセト!!村を守るんだ!!」
カルガラは村に戻るために走り出す!!
そしてジャヤは…
ズンっと島が浮き
ノックアップストリームに乗り空に押し上げられる…
そして大地は巨大な豆蔓に突き刺さり
黄金の鐘が響き渡る。

空に住む者達にもそれは聞えた。
「神様!!巨大な大地です!!」
「何という美しさ…大地があんなに!!」

「ウム聞いたか今の美しい大地の歌声を
天が我らに与え賜もうたのだ!!聖地誕生だ!
あれは私が住むべき場所…
何者かがおるだと?!引きずり出せ!!我こそは神なるぞ!!」

そしてシャンディアの人々は
「何が起きた…みんな無事か?!」
「ケガ人の手当てを早く!!」

その時森の外から
「弾き出せェ!!」
「カルガラ!!何者かが…」

「女子供を守れ!!迎え撃つぞ戦士達!!」
”何だ?うまく呼吸ができん…」
カルガラは息苦しいなか立ち上がり迎え撃つ!

「この大地は我が物とする!!我は神なり!!」

「なにが”神”この地を奪われるわけにはいかん!!」

カルガラはノーランドを想う…
”約束したよなノーランド
またいつの日か必ず会おう
お前が再びジャヤに着いたら…消えた我らをどう思うかな
もう少し待て今伝えるから
おれ達はここにいる!!
あれから村も変わったんだお前に貰った作物も
よく育ったよ ウチの娘とセトが夫婦になったぞ
話したいことが山ほどあるんだノーランド
同じ大地でいつの日か必ず会おうノーランド!!”

酒を飲み交わしたことを思い出し…
向かってくる敵に鬼の様に切りかかる!!

「シャンドラの灯をともせェ!!」

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