方舟”マクシム”
エネルは
「エンジェルビーチの…例の娘がエンジェル島で騒いでいるようだ」
ものすごい黄金と舟を眺めていたナミがそれを聞き
「コニス!…まさかコニスなら私達のふねにいるはず」
そして外でもイザコザが起きていると笑うエネルに
ナミは恐る恐る
「あなた達のその”心綱”っていう力は人物まで特定できるんですか?」
そう聞くと
「私の場合は特別だ
”心綱”に加えてこの雷の体で電波を読み取り会話をきくのだ
くだらぬやり取り聞こえれば裁きを与える一国分の距離くらいわけはない」
ナミは納得した
「まさに神にふさわしい能力よ…ヤハハハ
せいぜい逃げまどえ空の者達…!
スカイピアの終演だ…
おい貴様…突如足場を失う人間達の形相を見た事があるか…?!」
そう言い笑うエネルに
ナミは寒気が走る
今逃げれたとしても空島がなくなるとしたら意味がない
そう考えていると
エネルは何かを感じたのか黙る
「ど…どうかなさいました?」
そういうと
「…いや何でもない…」
と席を立つ
その頃エンジェル島では
「何をしているさっさと小娘を捕まえろ!!」