倒したと思ったエネルが再び立ち上がり
「戦士ワイパー言ったじゃあないか…
”やめておけと”と…」
ワイパーは驚愕の表情を浮かべ
”排撃”の反動を受けていた・・・
「ガフッ…」
膝から崩れ落ち
「ホラみろ
憐れなもんだ…戦士ワイパー」
そう言われワイパーは
「おれの名を…気安く呼ぶな!!!」
「800年前この都市の存亡を賭けて戦った…
誇り高いシャンドラの戦士達…!
その末裔が俺達だ…
ある日突然故郷を奪われた…
”大戦士カルガラ”の無念を継いで
400年…!先祖代々ただこの場所を目指した…」
息も絶え絶えに更に続ける・・・
「やっと辿り着いたんだ!!
お前が邪魔だ!!」
そういい立ち上がる
エネルは無言で
ワイパーのシューターを壊す
ガシャアン!!と倒れ
「ウグッ…!」
再び立ち上がろうとするワイパーに
「さっきのは効いたぞワイパー
並の人間では”排撃”など一発で自殺行為
二発撃ってまだ立ち上がるとは流石じゃあないか」
「だが相手が悪い」