「今年はな、カボチャの出来がよいのだ」
そう話すのは”空の騎士”こと
ガンフォール。
助けたコニスとパガヤを
自分の身を隠している場所に連れて来ていた。
「すいません。私までご厄介になってしまって。」
そう謝るパガヤにガンフォールは
「おぬしも共犯となろう身は危ういこれはサービスだ
ここまではエネルの”心綱(マントラ)”も届かぬゆえ」
そういいながら畑に水をやるガンフォール
作物の出来栄えなど世間話をするも
コニスは気が重く黙り込んでいた
そんなコニスにガンフォールは言う
「青海には”海賊”という者たちがいる青き海を行く”犯罪者”の事だ」
「あの麦わらの者達もおそらくそれだ」
そういうガンフォールにパガヤは驚くが
どこの世界にもはみ出す者はいるというのだ
それは「今のお前達と何が違う?」
そうコニスたちに問う
戦争時に英雄といわれても生きる時代が違えば人殺しになる
ガンフォールは自分がまだ”神”の座にいたときの事を話す。
「スカイピアは戦いの止まぬ国だ。
ゲリラといわれる”シャンディア”達との永い戦いの止まぬ国だ
”シャンディア”は今もなおエネルに戦いを挑んでいる」
そうぼやく
ガンフォールは神であったとき
”シャンディア”との共存を計ったことは終止符をうつ希望だったのだ
「今一歩のところでエネルに”神”の座を奪われてしまった」
達成できなかった事を謝るガンフォール
パガヤたちは慌てて
「謝る事など・・・」
ガンフォールは島の伝説について話し始めた

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