【23巻:212話】”いくつかの正義”


【23巻:212話】”いくつかの正義” 

アラバスタ王国サンディアイランド北の海域で、

人工降雨船に乗るスモーカー大佐がいた。
その傍らには海軍本部大佐”黒檻のヒナ”が立つ。

スモーカーは同期のヒナの力を借り、人工降雨船を探し
出したのだ。

そして、これからたしぎが連行してくるクロコダイルと
共に、人工降雨船を本部に運ぶように願い出た。
クロコダイルを捕らえたたしぎ達は、疲れ果てて倒れ
込む”麦わらの一味”の前に立っていた。

今が絶好のチャンスと彼らを捉えようとする海兵を
止める たしぎ曹長。

「今…あの一味に手を出すことは
私が許しません!!!」
一方、広場では降り注ぐ雨に沸いていた。
3年ぶりの雨に、みな喜びの声を上げる。

そしてユバで一人、トトも3年ぶりの雨をかみ締めて
いた。

「見ろコーザ 雨は降った…
たった3年… たったこれだけの事…
なァ 雨よ…」
もはや強制されることのない雨は、留まることなく
王国に降り注ぐ−。
王宮で手当てを受け、眠りこくるルフィたちの傍らで、
ビビは椅子に座り、窓の外を眺めていた。
降り注ぐ雨を見つめ、国を守ったペルに想いを馳せる。
翌朝、アラバスタの港では、クロコダイルを連れた
たしぎ曹長がスモーカーの下へ帰還していた。

スモーカーに報告をするたしぎの表情は硬い。

「砲撃時刻を知っていても
”彼ら”を援護することしかできない
私には選べる正義がありませんでした」

そんなたしぎにスモーカーは声をかける。

「泣くほどくやしかったら
…もっと強くなってみせろ!!!」

「なりばすよっ!!!」
そんなスモーカーの下に、海軍本部からの通信が入る。
クロコダイル討伐に関してスモーカーとたしぎ曹長に
”勲章”が贈与されることになったというのだ。

クロコダイルと戦ったのは”麦わらの一味”だと言う
事実を海軍はもみ消そうとしているのだ。

そんな海軍本部に腹を立てるスモーカーは言い放つ。

「政府上層部のジジイ共に伝えてくれるかね」

「クソ食らえってな」


 ↑おかげさまで、まずまずです。

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