アラバスタ王国サンディアイランドの港町『ナノハナ』
で海賊達が暴れていた。
そこへ助けに現れた”七武海”クロコダイル!
住民達は彼の登場に歓声を上げる!
「アラバスタの守り神!! クロコダイル!!!
砂漠の王!! クロコダイル!!!」
彼は海賊達の元へ飛び込む!
待ち構えた海賊達の刃が彼を捉えるが…、一瞬の後、
辺りは砂に包まれ、海賊達は全滅していたのだ。
助けられた住民達は彼の名を叫び続けた。
アラバスタ王国『アルバーナ宮殿』では…。
国王”ネフェルタリ・コブラ”の元へ、クロコダイルが
海賊達を始末したとの報告が入っていた。
「また先を越された?
国民が無事ならばよい… 彼には世話になる…」
そう応える国王の姿があった。
一方、アラバスタへの航路を進むルフィたちは、のんき
に舵を取る。
食料をつまみ食いしたルフィをサンジが問い詰める中、
ビビはクロコダイルのことを話していた。
「ヒーロー?
クロコダイルはアラバスタのヒーローなの!?」
その話に驚くナミ。
そのアラバスタのヒーローが、実はアラバスタを乗っ
取ろうとしていたとは、夢にも思わないだろう…。
「とにかく おめェ クロコダイルをよ
ブッ飛ばしたらいいんだろ!!?」
ルフィは気合を入れる。
ビビはバロックワークスのシステムを説明する。
彼らの頂点には、”Mr.0”こと、クロコダイルがいる。
その配下に直接の指令を受ける”エージェント”が
12人+1匹存在。
彼らはその力に見合った女性の”エージェント”とペア
を組んでいる。
特にMr.5以上は”オフィサーエージェント”と呼ばれ、
ほとんどが悪魔の実の能力者で、本当に重要な任務で
しか動かないという。
バロックワークス最後の大仕事、アラバスタ王国乗っ
取りとなれば、そのオフィサーエージェントの残りは
全員…集結するはずだ!!
