【17巻:153話】”ヒルルクの桜”


【17巻:153話】”ヒルルクの桜” 

ついにルフィの声に応え、海賊の仲間になることを決意
したチョッパーは、ドクトリーヌの元へ。

「ドクトリーヌ!! 話があるんだ!!」

「おれ海賊になるんだ!!
あいつらと一緒に行くよ!!!」

だが、ドクトリーヌは拒否する。
必死で説得するチョッパーだが、ドクトリーヌは首を
縦には振らない。

「ナマイキ言うんじゃないよ!!
たかだかトナカイが海に出るなんて話
聞いたことがないね!!」

だが、チョッパーは強く答える!

「そうだよ トナカイだ!! でも!!!
男だ!!!」

その言葉に、ドクトリーヌは包丁を投げ、詰め寄って
きた!!
必死で逃げるチョッパー!

武器庫の大砲を城外へ運んでいた町の男達も、慌てて
逃げ出す!

チョッパーはソリを引きずり出し、ルフィ達を乗せて
ロープを駆け下りる。
「あんな別れ方で… よかったので?」

ドルトンがドクトリーヌの脇に立つ。

「ヒーッヒッヒ
…預かってたペットが一匹もらわれていくだけさね!
湿っぽいのは キライでね」

ドクトリーヌの目には涙が浮かんでいた。
ソリを引き、走りながらチョッパーは思い返していた。
ヒルルクの30年の研究の成果を。
「幻想じゃないよね
あの時…ドクターの研究は完成してたんだろう?」
ドクトリーヌは町の男達に声をかける!

「用意はいいかい 若僧共!!」

「撃ちなァ!!!」

城の大砲から一斉に空へとヒルルクの”塵”が打ち上げ
られた。
そしてライトアップ!

その姿を島の住民達、ラパーンの群れ、ルフィ達、
そしてチョッパーが見上げていた。

チョッパーはヒルルクとドクトリーヌを想い、吠え
続けていた。

「ウオオオオオオオオオオ
ウオオオオオオオオオオ!!!」

”いいか…!!
この赤い塵はな ただの塵じゃねェ!!
コイツは大気中で白い雪に付着して…”

”そりゃあもう鮮やかな
ピンク色の雪を降らせるのさ!!!”
「さあ 行っといで バカ息子…」

その姿はまさに、ドラムマウンテンを幹とした、美しい
巨大な”桜”、そのものだった。


 ↑おかげさまで、まずまずです。

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